4月の言葉
今月の言葉は詩人の相田みつをさんの言葉です。
すっかり春になり、草花もいきいきとしております。
当寺院でも昨年チューリップが咲いた後に球根を取り出し、乾燥させて保存しておりました。
冬に再び植える時に、私の取り出し方が悪かったのか球根がほとんど傷ついておりました。
無事に咲いてくれるだろうか・・・・・
そんな思いをもちながら冬をこし、春になるときれいに満開に咲いてくれました。
咲いてくれたチューリップにいのちのことを教えてもらいます。
「仏説阿弥陀経」というお経の中に「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」とあります。
お浄土という仏さまの世界では、蓮の花はそれぞれがそれぞれで光輝いているという教えです。
私たちはそれぞれが一人一人違います。その中でどうしても他人とくらべたり、まわりを気にしながら生きております。
それぞれがそれぞれで自分の花を咲かせ、いのちいっぱい輝かせて生きていきたいものです。