7月の言葉
蓮は仏教において特別な花です。お経にもでてきますし、仏さまの台座(蓮台)にもつかわれています。
蓮の花は泥の中でも、しっかり根をはり、そこからきれいな花を咲かせてくれます。
仏教ではその泥の中を「煩悩」とたとえられ、花を「仏のさとり」とたとえられます。
私たちは自分中心の心をおこして、怒りや腹立ち、欲もとどまることをしらない
そんな煩悩という泥にまみれている生活ではないでしょうか?
浄尊寺でも蓮の花が毎年咲いてくれております。
咲いてくれる蓮の花をみながら、きれいだな~と思うと同時に
「あなたはどうですか?」と問われている気がします・・・・・・
だからこそ煩悩まみれの私を必ず仏に生まれさせると南無阿弥陀仏となって呼びつづけてくださる阿弥陀さま。
泥の中できれいに咲いてくれる蓮の花を見ながらお念仏「南無阿弥陀仏」申すばかりであります。