6月の言葉
みなさんは「愛」と聞くとどんなイメージがありますでしょうか?
仏教では「愛」を煩悩と説かれます。
どこまでも「愛」は自分中心、自分の都合であると教えてもらいます。
「愛」が深ければ深いほど、裏切られた時は憎しみや悲しみも大きくなります。
そして「愛別離苦」という教えがありますが、愛するものと別れる苦しみはもっとも辛いものがあります。
今月の言葉(漫画 北斗の拳より)に教えてもらいます・・・「愛」ゆえに・・・
仏教ではこの「愛」に変わる言葉を「慈悲」といいます。
浄土真宗では「慈悲」とは阿弥陀如来という仏さまの、「愛」によって苦しみ悲しむ私達を分け隔てなく救わずにはおれないという心です。
「愛」によって苦しみ悲しむ私ですが「慈悲」のぬくもりの中でたしかな人生を歩ませていただきます。
南無阿弥陀仏