5月の言葉
先日畑に花と野菜の種をまきました。
そうするとしっかり小さな芽がでてきています。
種をまいたら
芽がでてくる
種をまかないなら
芽はでてこない
あたりまえのことかもしれませんが、そのあたりまえのことに喜びを感じます。
今月の言葉は浄土真宗の僧侶で教育者であられた東井義雄先生の言葉です。
東井義雄先生の本に
喜びの種をまこう~誰でもできる無財の七施(むざいのしちせ)
とあります。
「施」とは布施のことで、ほどこしをすることです。
誰にでもできる七つの布施、これを無財の七施といいます。
①眼施(げんせ) あたたかいまなざし
②和顔施(わげんせ) 和やかな顔で接すること
③言辞施(ごんじせ) あたたかい言葉をかけること
④身施(しんせ) 自分の身体をつかって奉仕すること
⑤心施(しんせ) 思いやりの心で接すること
⑥床座施(しょうざせ) 自分の席を譲ってあげること
⑦房舎施(ぼうしゃせ) 雨や風をしのげる場所を与えてあげること
これがいつも出来れば良いのですが、なかなかむずかしいですね・・・
しかし種をまかなければ芽もでないし、花も咲きません。
毎日の生活の中で小さなこと、ささやかでも喜びの種をまいて
喜びの花を咲かせていきたいものです。