6月の言葉
先日こういう話を聞きました。
お酒の好きなご主人さんが、コロナウイルスが蔓延してからお酒の量が減ったそうです。
自分は若い時からお酒が好きだと思っていたそうです。
でもコロナウイルスが蔓延して、飲食店に行けなくなって友人や仕事の関係の方など、
人と会えなくなってはじめて、色々な方と一緒に飲んでるからこそお酒がおいしいと気づかされたそうです。
人間という漢字は人と人との間がらと書きます。
私たちもみんな人間として生まれながらに人になるのではなく、色々な方にお育ていただき人になっていくのです。
私だけではけっして成り立たない、家族や友人やご近所さん、色々な方がいてはじめて私の存在が成り立っている、
これを仏教では縁起といいます。
まだまだコロナウイルスが蔓延しておりますが、だからこそ人と人との間がらを大切にしたいことです。